息子の帰省中は
実家でのんびり寛ぎながら
ラフな部屋着で自由に過ごす毎日。
近所の祖母宅に1度顔を出し
従姉妹達と一緒に夕食をご馳走になり
従弟と猛烈にゲームを満喫。
何も予定が無い日は
自分の部屋の窓辺に
外に向かって置かれた勉強机に座り
朝日を浴びながら勉強開始。
『今から2時間通しで数学やるよ〜♪
夕食は18:30頃でお願いします。』
『了解。頑張って〜』
次の休憩までの
予定勉強時間の報告や
希望の食事時間の提示は
昔から我が家の暗黙のルール。
余計な事で揉めたくは無いので
勉強中に話し掛けられたくない時は
始める前に言っておいてねと
幼い頃から実践して来た。
中学生くらいから
全集中モードに入る時には
耳栓をしているので
急用以外話し掛けたりはしない。
食事や休憩を挟みながら
普通に10時間を超える。
この時
息子のスマホは
いつもリビングに放置。
別に受験生だからとか
テスト前だからとか
模試の前だからとか
特別な理由がある訳では無い。
常に一定のサイクルが
体に刻み込まれている。
勿論
予定がある時には
柔軟に変更して
帳尻を合わせたりもする。
これを小学校高学年から
ずっと継続して来たので
これが息子の日常で
何もない休日は
寮でも同じ様にやっているらしい。
しかも
学校PCに登録している勉強アプリで
勉強時間はデータ管理されており
先生達は全て把握している。
同級生の勉強時間も開示されているので
絶対に手を抜けないし
嘘の勉強時間を入力したところて
結果が伴わなければ直ぐにバレる。
成績上位のメンバーは
やはり勉強時間も膨大との事。
周りの友達も皆
同じ様にやっているので
『やるのが当たり前』
という環境らしい。
誰がどれたけやっているのか把握出来るし
自分の勉強時間も見られている。
そんな毎日なので
かなり刺激があって楽しいらしい。
帰省中
少し大きな街に出掛けて
定期薬を貰う為に受診した帰り
書店に立ち寄り買い物を楽しんだが
息子にねだられたのは
新年度から新しく習う範囲の
数学の分厚い参考書だった。
現在まで1度も通塾経験が無いまま
田舎を飛び出し
偏差値70の都会の進学校で
特進クラスに在籍している息子の
数学の勉強方法は
小学校(算数)から同じやり方だ。
前学年の学習が完璧に修了後
(↑前学年の抜けや漏れが無い状態
そうでなければ復習を優先する。
完璧の目安は算数全て◎や数学評定5)
新学年用の詳しい参考書と
薄くて簡単な問題集を使用して
次の学年の予習に入る。
難しかったりわからなければ
スタサプの授業動画を視聴して来た。
この時やるのは基礎問題のみ。
全単元ひと通り予習を済ませて
学校の授業が全て
『やった事がある』状態にし
復習になる様にして
知識の吸収を促し
教科書とワークの問題を全て網羅する。
そこからワークの周回や市販の問題集など
一気に演習量を増やして
基礎〜応用〜発展と
時間を計りスピードを意識しながら
レベルを上げていく。
目安として
正答率の高さは勿論
テスト1週間前にはもう
問題を見た瞬間から
手を止めずにすらすら解ける様になるまで
自力で仕上げ行く。
小中学生はなるべく親が丸付けをして
ミスの原因を究明するのが良いだろう。
高校生だって自宅生ならば
時短の為に親がやってもいい。
自分で丸付けをするのは
小さければ小さい程危険だ。
見落としたり自分に甘かったり
採点ミスや完答条件を誤ったりする。
そして一番怖いのは
間違えた問題をやり直さず
採点のみでわからないまま放置する事だ。
全ての問題を周回するのが理想だが
時間が無い場合は
悩んだが何とか正解した問題や
最低でも間違えた問題だけは
完璧に答えられる様に繰り返す。
そのやり方で
テスト前日には
わからない問題が無い状態にする。
そしてテスト当日には
制限時間の半分で全て解き終えて
余裕を持って見直しが出来る状態にする。
世の中圧倒的に
復習主義のスタイルが多いが
ゲームや競争好きな性格ならば
予習する事で覚醒する子も居る。
『みんなより早くに知っている』
『みんなより早くに攻略している』
この優越感が起爆剤となり
1度やっている分
初見の子達より理解が早いので
学校での発表回数が増え
高いモチベーションを維持し
100点を取り
親や先生に褒められたり
周りから羨望の眼差しで見られたり
尊敬されたりする様になると
『みんなよりもっと先に進みたい』
『みんなよりもっと出来る様になりたい』
そんな欲求を掻き立てられる様になる。
そしてそれを
ずっと維持したくなるので
自ら机に向かう様になって行く。
このやり方で
息子は算数や数学が得意になり
全てのテストにおいて
満点経験が一番多い科目となった。
高校数学でも満点が取れているので
高校範囲終了まで
やり方を変える予定は無いとの事。
日常学習の合間に
数検も受検して来たが
英検優先だったので現在準2級。
算数や数学に限らず
他の科目も同様にやって来た。
国語は
小1から漢検を継続し
中1で2級取得後は英検にシフト。
語彙力が強化されると
成績に直結した。
特に英語は2級取得後
準1級の学習を進めているが
本格的に開始したのは中学入学後からと
スタートが遅かったので
学校の勉強と英検の学習を並行した。
定番の
『出る順パス単』
各級毎に
(中1・5級〜中3・準2級取得まで)
A3用紙1枚約300単語入りの
私が自作したプリントを使用して
1週間を目安に毎日継続し
そのプリントが満点になったら
次のプリントに進めるというやり方を
ひたすら繰り返した。
学校や塾でよくやる
『英単語テスト』を
毎日家でやる感覚だろう。
その量は
遠方まで通塾していた友達が
目を見開く程だったらしいが
それを我が家の『普通』にした。
田舎で通塾生を凌駕し
模試で都会のレベルに肩を並べるには
周りの想像を絶する勉強量が必要だと感じ
家で膨大にやっていた。
それに慣れてしまえば
学校の英単語テストは
範囲も決まっていたし
数も少なく楽だったとの事。
(小プリントが学校の英単語テスト↓)

自宅用のプリントは
満点ならばゴールドのスタンプ
1問ミスはシルバーのスタンプ
それ以外はランダムのカラースタンプを
採点したプリントには
必ず押していた。

通塾生ならば
全て塾でやって貰える可能性大だが
我が家は主人も忙しく
手伝えるのは私しか居なかったので
勉強が苦行では無く
毎日の生活の中に当たり前に存在し
ゲームと同じ感覚で楽しくなる様に工夫し
モチベーション維持を優先して来た。
勿論
息子の知能は平凡で
Tシャツの胸のワンポイントが
よく背中にある様なタイプ。
服のサイズ表記のシールを付けたまま
学校に行き女子に指摘され
呆れながら剥がしてもらったり
パンツ裏返しはかなり高頻度。
カップ焼きそばのお湯を捨ててと頼むと
電気ケトルのお湯を捨てて
麺が伸び放題になっていたり
コロナ禍の時のZoom学習では
寝癖全開で画面に参加し
息子の顔がPCに出た瞬間に
大爆笑の音声を各家庭に提供。
(↑親は仕事に出ており後日知らされる)
そんな
『ちょっと残念』
な息子と
その親も凡人で
勉強法も素人で全て手探り。
大小様々な失敗なんて山ほど経験して
試行錯誤しながらやって来た。
巷に溢れるキラキラ素敵な
成功体験ばかりを綴るblogを
羨ましく眺めていた時期もあるが
真似をした所で
それが我が家の正解ではなく
息子に合ったやり方では無いと
早々に気付き
オリジナルにシフトして行った。
これはあくまで塾の無い田舎で
都会の進学校を目指してやって来た
独学の我が家の息子の場合である。
後はもう
全力で大学受験に向かうだけ。
勉強のサポートは
親から学校に変わったが
息子に合ったやり方を
沢山アドバイスして下さり
滑り込んだ特進でも
現在の成績は前回掲載した通り。
持病もあり
どうしても無理な科目はあるので
オール5は望まないし
完璧な人間を目指さなくてもいいが
出来る範囲でよくやっていると思う。
何より
田舎に居た時に比べても
まるで水を得た魚の如く
伸びやかにさらなる高みを目指している。
学校の進学実績は申し分無いので
頻回な個人面談などもあり
私立でとても手厚く
信頼して全てお任せしている。
『今日のデザートは数学だよ〜ん♪』
『はいはい(笑)』
中学生になった頃から言い出した
息子の意味不明な言動に
最初は戸惑ったがもう慣れた。
1日の勉強の締めに
大好きな数学の問題を一気に解いて
全問正解で終われたら
最高に気持ち良いらしい。
息子はそれを『デザート』と言う…
雪解けも進み
アスファルトが出て
走りやすくなった。
時間があればまだ
買い物や映画にでも行きたかったが
新年度が始まる前に
忙しい息子はまた
都会へと戻って行った。
春物の服
洗った上靴
新しい文房具
新しい参考書や問題集
パックご飯など保存の効く食材
シャンプーや洗剤類の詰め替えなど
沢山の荷物を車に積んで
主人と一緒に寮まで送った。
『また1年頑張ってね。』
『はい!帰り気を付けてね!ありがとう♪』
そして後日…
寮で使っているバスタオルや
新しく買ったパーカーを忘れて帰り
慌てたLINEが来ていた…
まあ
クリーニングから戻って来た制服を
危なく積み忘れる所だったので
それよりはマシか(笑)
息子よ
そのうち送るので
風呂上がりは暫く
フェイスタオルで全身を拭きまくって
頑張ってくれたまえ♪