塾なし受験に挑戦!〜高校生編〜

塾も無い、高校も無い田舎を出て、都会の進学校に入学した息子。慣れない大都会で寮生活をしながら、大学受験に向けて頑張る日々。見守り、サポート中心となった田舎の母の、子育て後半記録。

13・高1前期成績確定

「ただいま〜」

「おかえり」

「久々にクマ見たよ」

「どこで?」

「峠の奥」

「やっぱあちこち出てるね〜」

「気を付けなきゃね」

 

早朝仕事に出た主人が

自宅から20分程度の峠で

ヒグマを目撃したらしい。

鬱蒼とした原始林に囲まれ

スマホも圏外で暫く繋がらない地帯は

ヒグマの目撃情報が絶えない。

 

私も主人も生粋の北海道民

ヒグマは何度も目撃しているが

常に車内からなので

丸腰で対峙した事は無い。

 

自宅近くにも出没しているので

昨夜用事で夜間外出した時には

車の乗降の際

熊よけの鈴の他に

スプレーを手に持ち

周りを確認しながら乗り込んだ。

 

次からはスキーのストックも持って行こう。

先端が鋭いストックは武器にもなるし

スプレーが間に合わない時に

襲われるのを阻止出来る。

 

なんて色々と対策を考えていると

息子からPDF付きのLINEが来た。

 

『成績見た?見れた?来年も特進確定。

理系選択可。良かったです。』

 

定期テストが終わり

どうやら前期の成績が確定したらしく

その報告だった。

 

息子の通う高校は

科目別の成績によっては

来年度の文理選択に影響したり

模試の成績と学校の成績で

基準以下になると

特進から一般へのクラス変更もある。

 

何せ息子は

滑り込みで合格した身なので

難易度の高い猛スピードの授業に

ついて行けるのかと心配していた。

 

どうやら大丈夫そうで安心した。

 

息子の受験候補の各大学の

推薦制度を利用するなら

最低限の評定平均4.2〜4.3以上は

確実に取っておきたい所だ。

 

難関国公立大学を目指すならば

全国区の勝負になるので

取れるだけ取って挑みたい。

何故なら

評定平均5.0だろうが学校推薦だろうが

浪人している人はゴロゴロ居るのだ。

 

進学校の特進に

運良く滑り込めたけど

その時点で最初から挑戦者で

クラス最下位からのスタートだと思う。

高3になってからじゃ間に合わないから

最初から全開で行く』

 

入学前に言っていた。

 

入学後は

良い環境や仲間達に恵まれて

勉強にも集中出来ていると言っていた。

 

模試やテスト前には

寮での一斉学習時間以外にも

さらに友達同士で勉強したり

遠征や大会で欠席の多い運動部の子や

一般クラスの子に依頼されて

特進メンバーが勉強を教えたりしながら

仲良くやっているらしい。

 

学校祭の打ち上げや

テスト連戦の後には

皆で遊びに出掛けたり

都会の子達がオススメする

人気ラーメン店に並んだり

激安メガ盛りレストランに行ったり

映画館に足を運んだり

1人で散髪に行ったり

勉強とのメリハリをしっかり付けて

都会での生活を謳歌している様子。

 

だが

我が家は平凡な庶民なので

息子に大金は渡していない。

 

最低限の毎月の交通費の他に

昼食代と休日の食事代を送金しているので

その中でやり繰りしているとの事。

飲み物や日用品は

コンビニより安い近所のスーパーや

ドラッグストアで

まとめ買いをしていたり等

生活の知恵もついて来た。

 

ちなみに金融機関は

田舎の自宅と都会の寮の

どちらも近所にあるので

ゆうちょ銀行を選択。

息子名義の口座があるので

本人にキャッシュカードを渡し

入出金はお互いLINEで報告して

私は通帳を管理している。

 

お金に関しては

毎月の寮代の内訳なども

全て息子に公開し

大学からの一人暮らしを想定して

かなりオープンにしている。

 

勉強しながら少しずつ

自立のための練習もしているのだ。

 

 

『無遅刻無欠席気持ちいい〜♪』

『頑張ったね!お疲れ様』

 

高1 前期現在

15科目 評定平均 4.7

次年度特進継続

選択コース 理系

 

ここに来て

息子はまるで水を得た魚の如く

のびのびと自由に学び

さらなる進化を遂げている。

 

進学塾にも通えず

田舎過ぎて情報も乏しく

親の財力や学力が足りなくとも

本人の努力とやる気次第で

どうにでもなるものだと確信した。

 

(自分は戦えている)

(自分は通用している)

 

その手応えを

しっかり感じていたのだろう。

幼い頃から変わらない

「お母さん、見て見て〜♪」

と言わんばかりのLINEからも

嬉しさが滲み出ていた。

 

前期お疲れ様でした。

維持してさらに上げて行こう!

大変良く頑張りました♪