塾なし受験に挑戦!〜高校生編〜

塾も無い、高校も無い田舎を出て、都会の進学校に入学した息子。慣れない大都会で寮生活をしながら、大学受験に向けて頑張る日々。見守り、サポート中心となった田舎の母の、子育て後半記録。

10・高校生は忙しい

連休明けから

息子は一気に勉強モードに突入し

週末の模試を挟むと

10日以上休み無しなどもあり

忙しい毎日を送っていた。

 

私は先週より

手の痺れや痛みに見舞われ

一過性の物かと様子を見ていたが

スマホは勿論

仕事でPCを打つのにも

指先の鈍さがあり

不具合が出て来たので

観念して受診した。

 

事前にネットで症状を細かく調べて行き

ある程度予想はしていたが的中。

 

病名は『手根管症候群』だった。

薬とリハビリ通院になり

仕事以外の手の酷使は

控える様に言われたので

ブログなどもセーブしている。

 

息子から久々にLINEが来て

自宅に在庫のある文房具類や

寮の部屋のスペースを考慮して

自宅に置いて行った

お気に入りの本を全て

何度も読みたいから

寮に送って欲しいと

リクエストが来たので

段ボールに色々と詰めて送った。

 

最近は

JRや地下鉄にも慣れて

大都会の中心街まで

予約していた制服の夏服を

友達と一緒に取りに行ったと

LINEで写真が送られて来た。

 

毎月何らかの模試があるらしく

前回の模試は

良い手応えの科目もあったとの事。

 

学校帰りに

気軽に大型書店に寄れるので

好きな作家の小説をお小遣いで購入し

常に何かしら読んでいる様子。

学校にも

素晴らしい図書館があるので

息子にとっては最高の環境だ。

 

確かに幼い頃から

本が好きな子だった。

 

しかし

親が読書好きにしたくて

強制的に買い与えた本を

無理矢理読ませる事は

私は1番嫌いだったので

書店や図書館で息子が自分で選び

「これ読みたい」「これ買って」

と言った本を借りたり購入したり

その時の状況に合わせて

『自分の意志で選んだ本』を

沢山読ませて来た。

 

何故なら

本人は大して興味も無いのに

田舎での『できる子』認定

最大のアピールとなる

読書感想文などの入賞を狙わせたい親に

年齢や学年毎の指定図書などを

誘導されたり勧められて

無理矢理与えられた本は

結局

読まないと叱られるから

仕方なく読んだり

入賞しないと後が怖いから

嫌々読んだりして

その時はそれなりに良い感想を述べるが

いつしか記憶から簡単に消えて行く。

 

しかし

自分で欲しくて買って貰い

布団の中まで持ち込んで

寝落ちするまで毎日読んだ本や

読みたくて読みたくて

入荷を楽しみにしていて

ようやく借りられた本ならば

台詞の一言一句まで言える程

暗記するまで読み尽くすからだ。

 

そしてその本について

誰かに説明する時は

原稿用紙数枚分の感想など

一気に語れてしまう。

息子が読書感想文を書く時は

その言葉をそのまま

わかりやすく原稿用紙に

ただ記録しているだけなので

『何を書いたら良いかわかんない』

などと言って

手が止まってしまう事は無く

直ぐに書き上げてしまう。

逆に

書きたい事がありすぎて

規定の枚数にまとめる方が

大変だといつも言っていた。

 

確かにそうなる。

実は私も同じタイプで

幼い頃からそうやって

思いつくまま10枚以上書きまくり

それを推敲しながら凝縮して

読書感想文や作文などを書いていた。

詩で何かのグランプリを取った時も

元はただの殴り書きだった(笑)

 

息子が小学校1年生の時に

初めて書いた読書感想文で

偶然入賞した時の本は

3歳から読んでいた『絵本』だった。

絵ばかりで文字数も少ない

何なら詩と同じ様な短い文章

これでどうやって

読書感想文を書くのかと

その本を見た人は

当時の先生をはじめ

誰もが驚愕したらしい。

 

しかし息子にとって

物心ついた時から1日中

ずっと読んでいた大好きな絵本について

先生や友達に説明するのは

とても容易い事で

それを自分の言葉で紙に書くのが

初めての感覚で楽しかったらしい。

 

小学校低学年まで

夏休みの宿題だった読書感想文は

とても楽しく書いていた。

入賞して貰った図書カードで

新しい本を買うのが嬉しかった。

 

しかし

宿題ではなく

任意提出になった時に

とある親から

「〇〇君、読書感想文書く〜?」

さらりと聞かれ

「本人次第かな〜?」

と返していた。

 

息子の方は学校で

その親の子供に

「僕が入賞したいから、

〇〇はもう読書感想文出さないで。」

はっきり言われたらしい。

「まだわかんないよ。」

と言うと

「絶対出さないで。」

と念を押されたらしい。

 

確かに

控え目を装いながらも

我が子を先頭に立たせたい野心が丸見えで

この田舎でも幼い頃から

習い事を幾つも掛け持ちさせており

仕事での地位もある親とその子供。

子供は学校で

「うちの親は大卒で皆の親より頭が良くて

すごく偉いから逆らわない方が良いよ。」

と言い放ち

クラスメイトはドン引きしたらしく

リーダー格の子に

「でもお前は偉くねーし。」

と言われ

陰で皆に苦笑されていたらしい。

 

帰宅後に息子から全て聞いて

かなり牽制されているなと感じた。

その子とは当時

とても仲良くしていたので

トラブル回避のために

宿題じゃないならと

読書感想文は書かない事にした。

(この時点で距離を置けば良かった)

 

その後も

「本当に読書感想文書かないんだよね?」

「やっぱり書くとか言わないよね?」

としつこく聞かれたらしく

「書かないって!」

と言うと

「良かった〜。これで入賞出来る。」

と言っていたらしい。

それから数年間

読書感想文コンクールは

邪魔者を排除して人為的に作られた

『その子の時代』となるが

その後

彗星の如く現れた文学少女によって

その子の時代は一瞬で終わった。

 

学級委員長などを決める時にも

何度か同じ事があり

その子からの牽制にうんざりすぎて

どんなに周りに推薦されても

先生からの電話で何時間も説得されても

学級委員長や児童会長などのトップは

頑なに全て断り

中学でも一度もやらなかった。

中学の担任の先生にだけは

上に立たない理由を全て話してある。

その代わり副委員長や書記会計

各種委員会などの

補佐的な役割に回り

自分のやりたい役員を

自由に全力でやっていた。

 

「どうしていつも委員長とか断るの?」

いつか友達に聞かれたらしい。

「それは肩書きが欲しい奴がやれば良い。

学校の歴史や記録や町の広報や新聞に

名前が載るのがステータスだと思う奴や

代々この町に住んで名前を残したい奴が

やれば良いだけの話で、俺は別にそんなの

いらないし。『名前だけ欲しがっても

アイツ全然ダメじゃん』って誰かみたいに

陰で皆に笑われたくないからね〜。

だから俺は自分で企画して動いたり書いたり

ガンガン意見出してやる方が楽しいんだ。

現場主義ってやつ?だって現場知らないと

上に立った時に指示も何も出来ねーじゃん。ま、

肩書だけ欲しい奴の気持ちなんて知らんけど。」

 

そんな事を言っていたらしく

それを聞いた子が自分の親に

「役職上のリーダーは〇〇だけど、実際全て

動かしてる影のリーダーは〇〇(息子)だよ。

それはみんな思ってる。」

と言っていたとの事。

 

我が家はいつも

息子が何の委員をやるのかは

なるまで一切把握していなかった。

従って

親が『〇〇委員になりなさい』などと

1度も言った事は無い。

 

今はもう

そんな醜い牽制も何も無く

正々堂々完全な実力勝負の世界なので

息子はとても楽しくのびのびやっている。

 

自分は何が得意で何が出来るのか 

それぞれに自己アピールをして

学校祭などクラス内での役割分担を

皆でスピーディにサクサク決めて行く。

それらの準備と

模試や各種進路説明会

ハイレベル&ハイスピードな授業

部活や帰宅後の自分の学習

毎日の読書なども全て

並行して行っているのだから

高校生は本当に忙しい。

 

そしてきっと

その忙しさすら

楽しんでいるのだろう。

 

高校では

趣味を思い切り活かせる

文化系の部活に入ったと言っていた息子。

勉強の良い息抜きになりそうだね。

 

高文連や活動の報告

楽しみにしています。

 

しっかり体調管理して

元気に頑張ろう!

 

遠くから

いつも見守っています♪

 

Fight!