息子の冬休みが終わり
暫く帰省後
元気に都会へと戻って行った。
そして
インフルエンザ罹患により
今月強制送還(笑)
あの猛吹雪の中のお迎えは
吹雪慣れしている地域の人間でも
久々に痺れる運転だった。
息子は高熱と喘息発作で
かなり弱っていたが
発熱翌日に
人生初の医療機関単独受診を果たし
インフルB確定となる。
その直後にお迎え到着となり
即帰省療養となった。
帰省後は
ワクチン接種の効果もあり
食欲も落ちず
衰弱しなかったので
回復は早かった様に思う。
約1週間弱のプチ帰省後
無事回復して再び戻って行った。
帰省中
熱が下がってからは
録画していた番組や
DVD鑑賞を楽しみ
机に向かう時間も増えて行った。
「バレンタインにチョコ送るよ」
「脳に糖分必要なのでお願いします!
あと、ラムネも♪」
「了解だよ~」
息子のバレンタイン人生は
毎年私や従姉妹達から必ず貰えるので
それほど悲観的では無い。
さらに
スキー少年団時代には
バレンタインは
トップシーズン中のイベントなので
練習や大会後のロッジで
様々な年代のアルペン女子達に
大量にチョコを貰っていた。
恋愛関連と言うより体力回復目的の
『お疲れ様&頑張ろうチョコ』
という名目なのだが
それでも毎年嬉しそうに貰っていた。
学校関連では
数人の同世代から
義理&友チョコを貰っていたが
やはり本命らしき物は見当たらず(笑)
「本命じゃなくても別に構わないよ♪
疲れた時に手軽に食べれるのがいい。
勉強の相棒はチョコとラムネだからさ〜」
軽く流す息子も
実は低学年時に
初恋の子に
生まれて初めて書いたラブレターを
勇気を出して渡したが
他の子に回して見せられたり
学校で内容を皆に言われたり
その上で
「好きじゃない。大嫌い。」
と公開処刑され
酷く傷つけられている。
帰宅後私に訴えて号泣したが
喧嘩はしたくないし
これからもずっと一緒だから
酷い事言われて悲しくても悔しくても
全部我慢したと言った。
それ以降は
恋愛には興味を示さなくなり
好きな芸能人も『特に無し』
好きなタイプも『特に無し』
好きな人は『いない。興味無い。』
そう言い切る様になってしまった。
相当なトラウマになったのだろう。
人を好きになる事が
怖くなってしまったのかも知れない。
そして息子は
勉強に全振りする様になり
『好きな人いる?』
と聞かれたら
『僕の恋人は数学の参考書です。』
と言い
『私を飲み物に例えたら?〜系の
恋愛心理テストしつこくやって来る女子
マジでウザい。絶対答えに無い飲み物にして
即終わらせる。』
『何かにつけて恋バナに持って行かれるから
恋愛脳の女子は無理。』
と言う様になってしまった。
中学卒業後は
地元を離れて都会に出て
トラウマの元凶となった子や
その過去を知る地元の子達とは疎遠になり
限られた友達としか連絡は取っていない。
今ではもう
『あれは俺の黒歴史』
と言って笑い飛ばしているので
新しい環境の中で
恋愛にも前向きに頑張って貰いたい。
小さなカーストが大人になるまで続く
こんな閉鎖的な田舎より
今の息子の環境は
出逢いや繋がりがたくさんあって
人種や国境の枠を超えて
素敵な人が溢れている。
帰省中に海外の自宅や出先から
電話をくれる友達も居る。
世界レベルの特技を持つ友達も出来た。
田舎で絶大な人気を誇る
学年1の『美女やイケメン』は
芸能人レベルの生徒がそこら中に溢れる
都会では『その他大勢』程度。
息子も実際に都会の同世代を見て
それに気付いたとの事。
「勉強の話や将来の夢、お互いの人生観や
色々な深い話が出来る友達、沢山居るよ。
毎日新しい発見もあるし、やっぱここに
来て良かった。視野が広がるのがわかる。」
国会や選挙の話をするだけで
田舎では変人扱いだったけど
今は教室内で新聞を広げながら
仲間達と普通にその話題で盛り上がる。
同じ目線や独自の視点で
それぞれ語れるのが楽しいらしい。
趣味の世界でも
同じ感性を持つ仲間がたくさん居て
全力で楽しめているとの事。
もう
『絶対作品出さないで』
なんて言う奴も居ない。
我慢も遠慮もする必要も無い。
書きたい事を思い切り書いて
表現したい事を伸び伸びと描いて
それで入賞と言う名の
『ご褒美』
を戴けるのなら最高だろう。
様々なジャンル毎に
脚光を浴びる生徒達が居るから
田舎みたいに
『同じ子ばかり目立って面白く無い』
なんてクレームも出ない。
生徒同士も
嫌味を言ったり揚げ足を取ったり
物を隠したり暴力を振るったり
そんな事は一切無い。
逆に
スマホを失くした友達に付き添い
一緒に交番に出掛けたり
持病等事情があって遅刻や欠席の多い子を
朝電話して起こしたり
一緒に登校したり
学校や大人達に言われずとも
皆自主的に協力しているらしい。
現在のそんな環境が
息子には合って居るのだろう。
元々明るい性格だが
更に明るく前向きになり
地元に居る時よりも
かなり大人になった様に思う。
彼女が居る友達の話題も
ちらほらと出て来る様になったので
息子も
黒歴史のトラウマを早く跳ね除けて
焦らず急がず
楽しい青春を送って貰いたいと願っている。















